ORT(視能訓練士)実習生の研修を受け入れました 6


神戸総合医療福祉専門学校から   5月22日(月)~6月30日(金)まで外来検査業務の見学・実習を行いました。   実際の患者様を前に、検査させていただくことは、とても緊張したと思います。 視力検査を中心に眼圧検査、視野検査、OCT検査、蛍光眼底造影検査、色覚検査、豚眼実習(白内障)、手術見学、義眼外来見学などの実習を行いました。

 

検査や疾患の勉強だけでなく、患者様との接し方や介助などを実際に学ぶことがたくさんあったのではないでしょうか!

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よりステップアップを目指して、そしてまずは国家試験合格できるように頑張って下さい。

患者様をはじめ御協力いただきました皆様方に感謝します。

 

視能訓練士 K 、院長より

マルチフォーカルSCL(遠近両用ソフトコンタクトレンズ)について


6月21日にクーパービジョンさんにより
「遠近両用ソフトコンタクトレンズの処方」について勉強会がありました。

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40歳を超えると老視が徐々にでてきます。
老視とは、近くが見えにくくなることをいいます。

ソフトコンタクトレンズを装用している人が老視になった時の対処
・近くが見えにくくなるため、近視の度数を弱める
・片眼を遠見、他眼を近見に矯正する
・遠近両用コンタクトにする
・単焦点コンタクト(遠見)と老眼鏡を併用する
・コンタクトをやめて、遠近両用眼鏡にする

遠近両用ソフトコンタクトレンズの特徴
日本人だと3%の方が使用されています。
遠近両用ソフトコンタクトレンズは見え方、眼につけた感覚には、個人差があります
近くも遠くもはっきり見えるといったものではなく、遠くの見え方と近くの見え方が同じくらいの見え方になるよう処方していきます。

プロクリアワンデー マルチフォーカル (1日使い捨て)
・乾きにくい、心地いい
→保湿成分MPCを配合しているため ヒアルロン酸の2倍の保湿力
・汚れにくい、安定感がある
→PCハイドロゲルより人の体になじみやすく、汚れにくい
・遠くも近くも、自然な快適さ
中心部に近用、周辺部に遠用設計されているため近くにピントが合いやすい
・加入度数(近くを見るための度数)は+1.5D

プロクリア

 

バイオフィニティ マルチフォーカル(2週間使い捨て)
親水性シリコーンマクロモノマーにより
・高い酸素透過性
・やわらかい
・うるおう
・汚れにくい
・レンズの見え方
中心部に遠用、周辺部に向かって徐々に度数が変化していき、
  周辺部に近用の設計となっており、近くから遠くを見るときに違和感がありません
・加入度数(近くを見るための度数)は+1.0Dと+1.5D

バイオフィニティ

当院でも、適応のある患者さんに、遠近両用コンタクトレンズを使用できるように

準備しております。

視能訓練士 F

角膜内皮移植プレカット・角膜移植・白内障手術実習


株式会社モリアジャパンHOYA株式会社河野医科器械株式会社に協力頂き、豚眼を用いて安全な角膜内皮移植用プレカットの作成、角膜移植術、白内障手術のトレーニングをしました。

角膜内皮移植用プレカットの作成については、ACPシステという人工前房内のカット中の圧力を一定に保つシステムを試してみました。このシステムが導入されれば、安定した状況で角膜をカットすることができると確証することができました。

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また、全層角膜移植の施行に備えどのような手技で行われるのかを院長の解説付きで実施しました。

 

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また、白内障手術については、院長だけでなく安全な手術を実施するために、コメディカルにも白内障手術がどのように施行されているか、また、どのような連携を元に医療チームの協力体制が必要かという事をモットーに定期的にHOYA株式会社さんに協力頂き、白内障手術の実習を行っています。

今回は、神戸総合医療専門学校の視能訓練士科実習生のAさんにも、白内障手術の難しさと奥深さを体験してもらいました。

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「快適に見えるよろこび」をモットーにこれからもチーム医療で頑張っていきます!

溝上眼科 事務次長W

院内勉強会 【ドライアイについて】


2017年6月7日(水)、大塚製薬による【ドライアイについて】の勉強会が行われました。

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※ドライアイとは

涙の乾きなど涙の異常により、目の表面の健康が損なわれる疾患です。様々な要因により涙液層の安定性が低下し、涙および目の傷を伴う慢性疾患で眼不快感や視力低下を伴うとされています。

※涙の構造
 涙は、油層、水層、ムチン層という成分から成り立っており、それぞれバランスを保つことで涙の安定性を保っております。ドライアイの患者さまは、この涙の状態が不安定になり、涙が蒸発しやすくなったり、眼表面に傷がつきやすくなります

ドライアイとは?

※ドライアイの症状

目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど、多彩な慢性の目の不快感を生じます。また、コンタクトレンズが痛い、ものがかすんで見えるなどの症状もドライアイから起きることがあります。
以下のような症状がある方はドライアイかもしれません。

チェック ドライアイ!
□目が疲れる
□目が乾いた感じがする
□ものがかすんで見える
□目に不快感がある
□目が痛い
□目が赤い
□目が重たい感じがする
□光を見るとまぶしい
□目がごろごろする

また、結膜弛緩症の患者さまもドライアイになりやすい要因があるとのことです。
結膜弛緩症とは、加齢に伴って、結膜部分(白目の部分)が弛み、眼表面で涙が留めにくくなります。また、弛んだ結膜が瞼と触れやすくなり、摩擦によって眼表面に傷がつきやすくなります。

※ドライアイの治療薬として、ムコスタ点眼液UD2%についての説明もありました。

ムコスタ点眼液UD2%は、涙の成分であるムチンの産生を促進し、涙の状態を安定させることで、角結膜上皮の障害を改善します。1回1滴、1日4回点眼で、継続して点眼することが必要です。
この点眼液は白色の水性懸濁液のため、一時的に目の前が白くなることや、目がかすむことがあります。また、点眼後は苦味を感じることもあります。

この苦味を少しでも軽減させる方法として、液が喉に流れてこないように、点眼後は目を静かに閉じ、下を向き、目頭を1~5分軽く押さえる。点眼後に目の周りにあふれた液は、清潔なティッシュペーパーなどで拭き取ることが良いそうです。

ドライアイかな・・・と思った方は、一度、眼科医にご相談ください。

看護師 A