【院内勉強会】車いすの使用方法について


先日当院にていろいろな機能がついた車いすを
新しく購入致しました。

 

 

 

 

 

 

 

新しい機能をスタッフ全員が使えるように
介護経験豊富なナース主催で
平成30年7月27日に院内勉強会を行いました。

1.車いすの乗り心地体験
新しく購入した車いすのほうが少しやわらかいが
どれも座面は硬くて長時間乗っているのはつらいと思われる
以前より使用している低反発の座布団を使用してもらったほうが
負担軽減につながるので
車いすを貸し出すときには極力座布団の使用を勧めたほうがよい

2.車いすの部分名称と使用方法

フットサポート
新しいタイプは観音開きになる
→検査する器械に近づきやすくできる
レッグサポート
背が低い方は足がフットサポートに届かず
ぶらついてしまうので
サポートをつけることで安定する
足を下ろしてもらいたいときは
レッグサポートを開くことで足をつけやすく出来る
背もたれ
新しいタイプは後ろに二つ折れに出来るので
二人で介助する際後ろから支えるのに便利
アームサポート
新しいタイプは上にあげることが出来る
→検査する器械に近づきやすく出来る
ティッピングレバー
段差があるときに、介助者が
足で踏むと車いすの前面が軽く上がって
段差を超えやすくできる

3.応用編
2.の知識をふまえて〈例題〉に答える
〈例題〉145㎝痩せて円背の患者様が眼圧測定とドクターの診察を
受けるときの工夫は?
介助例:フットサポートとレッグサポートを外して足を降ろしてもらい
眼圧測定の器械や診察台に近づきやすくする

4.介護のワンポイントアドバイス


2人で介助する際の方法指導
(1人で介助すると腰を痛めるので
できるだけ2人で介助する)

5.スタッフからの感想
●アームサポートが上に上がることを知らなかった
●レッグサポートをどのような場面で外すかよくわかった
●新しい車いすの機能をいろいろ知れてよかった
●当院にあるどの車いすにも
ティッピングレバーがあることを知らなかった
家族の介護に生かしたい
●例題でみんなで練習出来たので外来で生かしたい

受付A.N

レインボーコンタクトレンズの単焦点ハードコンタクトレンズラインナップについて


5月に日本コンタクトレンズがなくなり、ご愛用中の皆さまには、大変ご迷惑をおかけしております。その後、サンコンタクトレンズにても対応しておりますが、今回新たにハードコンタクトレンズ(以後HCL)のメーカーを導入することに決定しました。

7/25(水)レインボーオプチカル研究所による「レインボーコンタクトレンズの単焦点HCLラインナップについて」勉強会をしました。

主に取り扱うHCLは、球面「ハイサンソα」と両面非球面「PROMINENT」です。前者は、従来の球面HCLタイプで、今回は、後者の両面非球面レンズについてご紹介します。

私たちの角膜の形状は、周辺に行くと徐々になだらかな形状になっています。

HCLを両面非球面にするとどうなるのか

① 角膜形状に近似した後面カーブの非球面設計により、角膜への局所的な接触が緩和され装用感が向上します。

② 前面カーブの非球面化により、中心部と周辺部の「収差(特に暗所での視界の改善)」と「度数誤差(レンズ周辺までの見え方がほぼ一定に補正される)」が改善されます。

③ 非球面設計により、涙液交換がスムーズになり、安全性が向上します。

④ 両面非球面化により、レンズ形状がより薄く軽くなります。

⑤ 周辺部(エッジ部分)がより薄くなり、結膜への刺激が緩和されます。

 HCLをご愛用中の皆様へ

新規にレンズの作り替えや今使用中のレンズが調子悪いという方は、ぜひご相談下さい。両面非球面のレンズを試してみませんか 只今、準備を行っております。ご希望の方は、お問い合わせくださいますようお願い致します。

視能訓練士 K

 

 

 

 

 


 

 

 

白内障実習を行いました・7月


7月18日㈬、HOYA株式会社さんにご協力頂き、視能訓練士 実習期間中のOさん、看護師 研修中のSさん他、当院スタッフも入り、白内障手術の実習を行いました。

まずは、視能訓練士として活躍中のMさんがお手本を。 看護師Mさんと何度も実習に参加し、積極的に白内障手術の流れを学んでいます。

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次に、視能訓練士 実習生のOさん、看護師 研修中のSさんが、白内障手術の実習に挑戦しました。 先輩たちの指導を受けながら、実際に使用している手術器械に触れ、白内障手術の難しさを体感しました。

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このような研修の場を提供していただき、実習できることに感謝しつつ、これからもより良い医療に貢献できるようにスタッフ一同頑張りたいと思います。

 

 

ドライアイに伴う上皮障害治療剤(ジクアス点眼3%)について


7月11日に参天製薬様主催による勉強会がありました。

最近、「目が疲れる、目がかわく、物がかすんで見える、ゴロゴロする、視力が落ちたようだ..」と感じたことがありませんか?その症状はドライアイかもしれません。

ドライアイとは、涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることにより、涙が不安定になる疾患で、目の不快感や視機能の異常を生じ、目の表面に傷をともなうこともあります。
ドライアイには2つのタイプがあります。

①涙液減少型ドライアイ

・SPK(点状表層角膜症)でこまかな傷が見られることが多く、涙液分泌低下の水分不足によるものです

② BUT短縮型ドライアイ

・涙は分泌されているが目の表面で安定せず乾いてしまう状態
・油分、水分、分泌型ムチンのいづれかの不足によるもの
原因として、パソコン・テレビ・携帯電話の画面を見続ける生活により目を酷使している、エアコンによる空気の乾燥、加齢、コンタクトレンズ装用者、まばたきが少ない等が考えられます。
このように、目が乾く原因は色々ありますが、実際には、複数の要素が重なり合った結果、ドライアイになったり症状を悪化させている事があります。パソコン作業の多い人、コンタクトレンズ装用者を中心に増えています。

*涙について
ドライアイの原因は涙です
涙は泣いたりゴミが入った時だけに出るのではなく、常に目の表面を覆うカバ-のような役割をしています
・目の表面を乾燥から守る
・目の表面の組織に栄養と酸素を供給する
・菌や異物から目を守る
・角膜の表面を滑らかにする

涙は「水分」と「ムチン」という物質によって作られており、両方のバランスの良い涙が質のよい涙といわれています。
ムチンは、水分を目の表面にとどまらせる働きを担っており、涙をくっつける大切な成分です。

                          

  今回の勉強会では、ジクアス点眼液水分とムチン両方の分泌を促進して涙の状態を安定させ涙のムチンを増やすことで、涙液減少型ドライアイのSPKと、それに伴う自覚症状や視機能が改善されることが報告されています。

 

ドライアイには専門的な治療が効果的となりますので、当院受診の際にはご相談下さい。

事務員 T

 

 

暑い夏を快適に!グリーンカーテン


当院では、スタッフの協力もあり、毎年グリーンカーテンをしています。夏の猛暑でも、窓辺にグリーンカーテンがあれば、日差しがやわらぎ、CO2削減と省電力も期待できます。

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今年の夏も、ゴーヤ、きゅうり、かぼちゃ、メロンなどが植えられ、すくすく育っており、収穫できた野菜はスタッフの昼食にも登場するなど、食す愉しみもあります♪(^-^)♪

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ゴーヤはまだ小さいですが、かわいいメロン(ころたん)が収穫でき、
院長も食後のデザートに美味しくいただきました!(^-^)

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暑い日が続きますが、皆様も、熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい!

看護師 A