溝上眼科 忘年会 2018


2018年12月22日(土)、由良の『はぎわら』にて忘年会を開催しました。
今年も、新しいスタッフが加わり、総勢41名の大忘年会!

お料理は、淡路島の冬の味覚  3年とらふぐフルコース

てっちり・てっさ・てっぴ・白子・焼きフグ・しゃぶしゃぶ・唐揚・雑炊・デザートなどのフグ三昧!
お刺身の舟盛りもあり、ボリューム満点でした。

淡路島は水温が低く、日本一潮の流れの早い鳴門海峡の近くで養殖している3年とらふぐは、身のしまりが良く味が濃厚になるそうです。
特に白子の塩焼きは、濃厚な白子とすだちが相性良く絶品でした!

 

そして、毎年、豪華賞品が当たる、恒例のビンゴ大会・・・

今年の景品は、ダイソンの掃除機、ホットクック、旅行チケット、ホームベーカリー、ティファールのアイロンなど・・ 当たる度に歓声が上がり、大いに盛り上がりました♪

 

食べて、飲んで、笑って、とても賑やかな忘年会でした♪

来年は更なる飛躍の年にできるよう、スタッフ一同頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

看護師 A

 

 

当院で研修を行いました!32


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。
今月も、17日(月)~21日(金)まで 田邊  皓Dr.の研修を受け入れました。

外来診察、及び移植医療に関して学び、模擬眼での診察を体験しました。

  BLS

手術室では、硝子体注射、硝子体手術を見学、
また院内勉強会(BLSについて)や、豚眼実習にも参加しました。

 豚眼実習

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

 

 

当院で研修を行いました!31


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。
今月も、12月10日(月)~14日(金)まで  髙野 友花 Dr.の研修を受け入れました。

外来診察、及び移植医療に関して学び、模擬眼での診察を体験しました。

手術室では、白内障手術、硝子体注射、硝子体手術を見学、
また院内勉強会にも参加しました。

  院内勉強会

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

 

 

院内勉強会(点眼薬の保存剤について)


2018年12月12日(水) 千寿製薬による『点眼薬の保存剤が目に与える影響について』の勉強会がありました。

保存剤は、様々な点眼薬に使用されています。繰り返し使用する点眼剤にとって必要な添加物である一方、保存剤による角膜上皮障害やアレルギーなどが懸念されています。

今日は、多くの点眼剤に含有されている保存剤、ベンザルコニウム塩化物について詳しくお話を聞くことができました。

ベンザルコニウム塩化物は、【逆性せっけん】として知られています。
緑内障治療点眼剤の約8割に含有されています。細菌の細胞膜のタンパク質を変性させることによって殺菌力を発揮します。保存剤としての効果は強力で、点眼剤に細菌やカビが繁殖しないように必要な添加物です。
しかし、ベンザルコニウムは細菌の細胞膜だけでなく、角膜の細胞膜にも作用し、角膜上皮障害を引き起こすことがあります。

角膜が健康な若くて元気な人では、保存剤として添加されているベンザルコニウムの濃度では、問題を起こすことはありません。
ベンザルコニウムの濃度が高い場合や、点眼回数や本数が多い場合、点眼期間が長い場合、ドライアイや角膜がもともと弱い人などの条件が重なり角膜上皮障害につながります。ベンザルコニウムで角膜が傷むと、点状表層角膜炎といって角膜を中心に点々と傷がつきます。
ドライアイによるものでは、結膜を中心に傷が出現するため区別できます。
そのため、傷の原因をしっかり区別して治療することが必要となります。

ベンザルコニウムは、重要な添加物である一方、眼表面への影響もあるため、各製薬会社により様々な工夫が行われています。

<保存剤フリー>
保存剤が全く使われていないのが利点ですが、使用中に点眼瓶が細菌で汚染される危険があります。最近では、容器に工夫されている点眼剤もあります。

ユニットドーズ製剤

1回使い切りの点眼剤。容器の頭部を開封した後、片眼もしくは両眼に1滴ずつ点眼し、残液は破棄するという正しい使い方をすれば汚染が起きることはない。欠点として、指先の不自由な患者さんには使いにくい。割高で金銭的負担が大きい。

フィルター内蔵製剤

ノズル部分に特殊なフィルターを組み込んだ構造であり、汚染されにくい容器。
反復点眼も可能。欠点として、点眼瓶が固く、ご高齢の方からさしにくいという意見もあるそうです。

<保存剤濃度を薄くする>
角膜上皮障害を少なくするため、ベンザルコニウムの濃度を薄くする傾向があります。
望ましいことですが、一方で殺菌力は悪くなります。1か月使った点眼剤には高率で細菌が見つかります。開封後は、1か月で破棄するという原則をしっかり守って使用する必要があります。

点眼剤の添加物について、明らかに悪影響があるものを使い続けたくはありません。
製薬会社さんの最新の技術により、ご高齢の方にも使いやすい容器、そして安心して使える点眼剤を日々、研究・開発されているということを学びました。

受付スタッフ S