当院で研修を行いました!34


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。

今月も、1月28日(月)~31日(木)まで 野口  結 Dr.の研修を受け入れました。

外来診察、及び移植医療に関して学び、模擬眼での診察を体験しました。

手術室では、硝子体注射、白内障手術などを見学、
また院内勉強会にも参加しました。

 院内勉強会

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

院長

 

院内勉強会【アダプチノール錠】


2019年1月30日(水)、バイエル薬品株式会社さんによる【アダプチノール錠】についての勉強会がありました。

アダプチノール錠は、暗順応改善薬で、網膜色素変性症における一時的な視野・暗順応の改善に、効能・効果があります。

網膜色素変性症とは‥‥】

網膜の視細胞層及び、色素上皮層が広範におかされる疾患。
その結果、夜盲と視野狭窄を自覚する。
徐々に進行し、老年に至って失明する例も多い。
症状は、夜盲・視野狭窄・視力低下があり、現時点では、治療法が確立されていないとのこと。

3000~4000人に1人の割合で発症。国内には約5万人、世界では150万人以上の患者がいると言われています。


        数十年かけて徐々に視野が狭くなっていく

アダプチノール錠の用法・用量】
通常成人1回5㎎、1日2~4回経口投与。
(年齢・症状により適宜増減する)

 

臨床効果として、網膜色素変性症の暗順応に対する効果は、最低刺激閾値の低下、暗順応時間の短縮、夜盲の改善が認められており、また、視野欠損がある場合は、視野の拡大、及び暗点の消失・縮小することが認められている。

暗順応や視野拡大に対する効果は、相関関係を示すものではないが、暗順応が改善された症例では、視野改善効果も認められる傾向があるそうです。

 

患者様の大切な眼を守るためにも、継続治療していただけるよう、寄り添った看護ケアが大切であると実感いたしました。

看護師 A

 

 

当院で研修を行いました!33


当院は、兵庫県立淡路医療センターより
初期臨床研修プログラムの研修施設に指定されており、
これまでも多くの先生の研修を受け入れてきました。

今月も、1月21日(月)~25日(金)まで 南條 貴俊 Dr.の研修を受け入れました。

外来診察、及び移植医療に関して学び、模擬眼での診察を体験しました。

 模擬眼での診察体験

手術室では、硝子体注射、白内障手術、硝子体手術を見学、
また院内勉強会にも参加しました。

患者さまに愛される未来のスーパードクター!!研修お疲れ様でした。

 

 

院内勉強会 [眼科疾患の基礎知識について]


 

1月23日に院内にて
眼科疾患基礎知識について勉強しました。

緑内障は中途失明の原因第1位で、40歳以上では
20人に1人が発症しています。

・症状

緑内障を発症した初期や中期頃は異常に気付かないことが多く、
異常に気付いた後期の頃には見える部分が狭くなり、
日常生活に支障をきたしてしまいます。

・原因

眼圧が高くなることにより、
視神経が圧迫されてしまうことが主な原因です。
また、加齢も原因の1つであると考えられます。

・治療

治療方法は薬物療法、レーザー治療、手術で、
基本的には薬物治療から開始します。
緑内障の進行具合や眼圧の高さに応じた点眼薬を使用して、
眼圧をコントロールします。

自覚症状がない緑内障では、点眼薬の使用を忘れてしまう人や、
通院をやめてしまう人も少なくありません。
緑内障を進行させないためには、
処方された薬を正しく使用することが大切です。
緑内障は早期発見、治療が大切な病気ですので、
40歳を過ぎたら発生率が高くなるので、
定期的に受診をしていただきたいです。
些細なことでもいいので、目の事について何か気になることがあれば
お気軽にスタッフにお声かけください。

受付Y.Y

 

2019年 明けましておめでとうございます


平成31年(2019年)明けましておめでとうございます。平成最後の正月、新しい元号元年と大きな節目を迎えるにあたりご挨拶を申し上げます。

今年も 淡路島は白いベールに覆われることもなく穏やかで暖かい正月となりました。皆さまには健やかに新年をお迎えのこととこころよりお慶び申し上げます。 旧年中は多くの方に大変お世話になり、ありがとうございました。 大変多くの患者様にご来院いただき、皆様に支えられながら頑張った一年でした。

患者様から「見えるようになった!」「明るくなった!」と、喜びの言葉をいただいたときは、頑張ってきてよかったと思う毎日です。


溝上眼科は、1月4日より、新年の診療を開始しております。

本年も、1月より新しい若いスタッフが内定しており、スタッフの充実により、さらに質の高い医療を提供していきます。

院内設備としては手術機器に関しても大学病院と同等の最新設備を持ち、これまでと同様に網膜硝子体手術、角膜移植、緑内障手術、白内障手術等様々な眼疾患に対応していきます。

また病院設備として、改装中はご迷惑をお掛けしましたが、外来トイレの改装も終わり、現在は病院外壁工事がすすんでおります、今後も更なるリノベーションを進めていく予定です。

スタッフ一同、チームワークでこの地域の眼科患者様の期待にお応えできるよう努力していく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 皆様方にとって、今年も良い年でありますように、心よりお祈り申し上げます。

溝上眼科 院長 溝上淳二