院内勉強会が開催されました


7月13日千寿製薬様による「人生100年時代の緑内障治療」についての勉強会を行いました。

 

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緑内障とは視神経が障害を受け視野が欠けていく病気です。適切に治療しなければ失明に至る場合もあります。40歳以上の20人に1人が発症しており視覚障害の第一位と言われています。

緑内障治療の目的はQOⅤ(視覚の質)、QOL (生活の質)の生涯維持です。

人生100年時代の現在20年前に比べ平均寿命・健康寿命ともに伸びています。平均寿命が伸びるという事は視野を維持する期間が長くなるという事です。早期からの治療の強化、年齢への意識を高め、若い人ほど視野障害の進行をしっかり減速しておく重要性があります。早期発見・早期治療が大変重要です。

また、緑内障の治療を始めた患者様のうち4割の方が一年以内に治療を中断してしまうという報告もあります。緑内障は障害治療が必要な病気です。定期的に検査を受け治療を継続しくことも大変重要と学びました。

事務 S

 

院内勉強会を行いました


7月6日 ノバルティスファーマ株式会社様によるベオビュ硝子体内注射について
勉強会を行いました

ベオビュは中心窩脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性(nAMD)の適応があります

この度更に糖尿病黄斑浮腫(DME)の適応が追加されました

糖尿病黄斑浮腫(DME)とは網膜内に血液中の成分がもれだして黄斑がむくむ病気です
症状としては視力低下や変視症、コントラスト感度の低下などがあります

視覚障害の原因第3位である糖尿病網膜症が進行するほど発症率が高くなることや
糖尿病歴が長い方に多く発症することが分っています
また高血糖や高血圧、高コレステロールなども発症の原因となっています

   【出典:ベオビュによる治療を受ける患者様へ:糖尿病黄斑浮腫より】

 

ベオビュは原則として最初は6週ごとに1回硝子体内投与し連続5回続けます
それ以降は12週ごとに1回投与します

日常生活では食生活や定期的な運動、禁煙に気を付けることも大切です

糖尿病がある方は定期的に眼科を受診するようにしてください

 

事務M